乾燥肌なのにニキビが多発!そんなときは肌のpH値に注目すべし
2018年10月20日
万年肌荒れ。人と会うのも億劫に、、
乾燥肌なのになぜかニキビができやすいという人は意外と多いはず。ニキビができてしまうと、人と会うのも嫌になるし、外出するのですらおっくうになってしまいますよね。そんなとき、皆さんはどのような対策をしていますか?
ニキビにはさまざま原因がありますが、多くの人が見落としがちなのが肌のpH。顔をむやみに洗ったり、高濃度の美容液を使ったり、オイルを塗りたくったり、“やりすぎケア”をしてしまうと、皮膚表面のpHのバランスが崩れ、ニキビ肌は一層深刻化していくことに…
※pHとは、酸性とアルカリ性の度合を0~14までの数字で示したもので、中間のpH7を中性、それより大きい値をアルカリ性、小さい値を酸性といいます。
健康的な肌のpHは4.5〜6の弱酸性
まず押さえておきたいのが、肌質ごとのpH値。一般的に乾燥肌の人はアルカリ性寄り、脂性肌の人は酸性寄り、健康的な肌の人は4.5~6の弱酸性と言われています。
洗顔やクレンジングなどの洗浄剤はアルカリ性でできているものが多く、たいてい洗顔後は肌がアルカリ性に傾いてしまうのです。しかし、人にはもともとアルカリ中和能というアルカリ性を中和する能力が携わってるため、健康的な肌質であれば3時間以内には弱酸性の状態に戻るという特性が。ただし、肌を洗いすぎてバリア機能が下がってしまった肌は弱酸性状態に戻すまで倍以上の時間がかかってしまうのです。アルカリ性に傾いた肌はアクネ菌や黄色ブドウ球菌が繁殖しやすく、ニキビが多発する原因に。
そこでおすすめしたいことはコチラ。
❶洗顔するときはできるだけ洗浄剤を使わないで洗顔する。
❷酸性寄りの化粧水を使うようにする。(ビタミンCなど)
❸肌のバリア機能を破壊しないよう、クレンジングは肌に優しいものを使う
乾燥肌なのにニキビができるという人は、是非トライしてみてくださいね!